トドメキ

Todomeki
トドメキ

妖怪

日本

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民間伝承
  • 百々目鬼。ドドメキとも読み、百目鬼(ドウメキ)とも呼ばれる。
  • 昔、手先が器用で、手の長い女がいた。しかも手癖が悪く、スリを生業としていた。ある時、盗んだ銭が腕に張り付き、目に変わってしまった。気味が悪くなったが、女はスリを止める事が出来ず、腕が目でいっぱいになってしまったという。
  • 別の話では、百々目鬼は銭の化身であるともいわれている。女が銭を盗むのは、唯、金が欲しいからではなく、金が女を惹きつける魔力を帯びているのだという。
  • 昔は、穴あき銭のことを「鳥目」と言い、鳥の目になぞらえていた。そこから、銭と鳥の目が同一視された。


最終更新:2011年09月12日 01:04
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