バエル

Bael
バエル

堕天使

イスラエル

----------出典----------

『レメゲトン』、『地獄の辞典』、『偽エノク文書』
  • バアル[Baal]ともいう。
  • 地獄の大公爵で、東の王と呼ばれ、66の軍団を統括する。
  • 元々バビロヒアの豊饒神バールがキリスト教に取り込まれて、生まれた悪魔で、他にベルゼブブ、ベルフェゴールに派生している。
  • その姿は、人間と猫とヒキガエルの頭を持つ蜘蛛で、彼に祈る者は奸計の才能を与えられ、必要に応じて透明になる方法も教えてくれる。愛の秘め事や官能的な事に関して随一の知識を持ち、人間を堕落させようとする。
  • 魔道書『アッピンの赤い本』の所有者であり、この本はバエル配下の悪魔とバエル自身の名が列挙されており、正しく発音すればバエルをはじめ配下の悪魔を使役する事が出来るという希書中の希書。しかし、700年前、スコットランドにおいて少年との知恵比べに敗れ、その本は紛失している。
  • 『偽エノク文書』にも名前が列挙されている。
  • 『レメゲトン』(ソロモンの小さな鍵)の第一部「ゴエティア」に列挙されている72柱の魔神の1人。


最終更新:2011年09月13日 00:45
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