ハクゾウス

Hakuzousu
ハクゾウス

妖怪/幻獣

日本

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民間伝承
  • 白蔵主。
  • 法師に化けた狐、若しくは、狐のような行いをする法師のことを言う。
  • 昔、甲斐の国(山梨県)に弥作という狩人がいた。彼は狐の皮を売って生計を立てていた。その弥作の手によって子供を失った古狐が考えた末、弥作の伯父である宝塔寺の法師、白蔵主に化け、弥作に金を渡して説得した。しかし、弥作は、再び金を得ようと宝塔寺に向かった。いち早く察知した古狐は、今度は本物の白蔵主を殺し、法師に成りすまして弥作を追い返した。その後も古狐は50年間、その寺に居着いていたという。


最終更新:2011年09月13日 00:50
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