ヒュドラ

Hydra
ヒュドラ

邪竜

ギリシア

----------出典----------

ギリシア神話
  • ヒドラ、ハイドラとも呼ばれる。
  • 古典ギリシア語では『水蛇』を意味する。
  • 嵐の化身テュポーンと怪物の母エキドナの息子。
  • 9つの首を持つ毒竜で、毒の息を吐く。その生命力は凄まじく、首を斬り落としても、たちまちその傷口から2本の首が生えてくるという。また、その血液も猛毒で、ヘラクレスもヒュドラの毒で殺されている。
  • ギリシア神話の中では、ヘラクレスの12の難行の1つに登場する。ペロポネソスのレルネー近郊(若しくはアルゴス近郊)の沼地に生息していた。ヘラクレスは棍棒でヒュドラの頭を叩き割ったが、すぐに再生したので、一緒にいたイピクレスの息子イオラオスが火を焚き、ヘラクレスが倒したヒュドラの頭を次々と燃やしていき、ようやく討ち取る事が出来たという。
  • トレミーの48星座の海蛇座。


最終更新:2011年09月14日 02:57
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