マルス

Mars
マルス

軍神

イタリア

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ローマ神話
  • 太陽神ユピテルと、その正妻ジュノーとの間に生まれた子供。
  • 戦いを好み、思慮に欠ける性格であるとされる。
  • ローマ神話における軍神で、ギリシア神話のアレスと同一視される。グラディウス『進軍する者』とも呼ばれ、ローマ帝国時代の剣闘士が使用した剣の名前でもある。しかし、農耕神としての一面も併せ持つ。
  • コンセンテス・デイの12神の一人。
  • ローマの戦士たちには戦いの守護神として、マルスピテル(父なるマルス)と呼ばれている。
  • 3月[March]は、彼の名に因んでいる。また、マルスの祭礼は3月と5月に行われる。3月は神官団サリイが戦争の踊りを舞い、祭礼の歌を歌う。5月のアムバルウォリア祭では、12人の神官団アルウォレスが古歌を歌い、畑地を守るように請う。
  • ローマの伝説では、ローマ人の祖、レムスとロムルスはマルスと女神ウェスタに仕える巫女レア・シルウィアの子供とされ、マルスはローマ人の祖先だとも考えられている。また、その時、赤子を助けた狐と啄木鳥はマルスの聖獣とされている。


最終更新:2011年09月15日 02:58
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