モーラ

Mora
モーラ

夜魔

東欧/ロシア

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民間伝承、夢魔伝承
  • バルカン・スラヴ族における『夢魔』の一般的な呼び方。
  • 吸血鬼的な面があり、人間を窒息させて、その心臓から血を吸うという。起源的には、夜、子供を襲い、その血を吸う鳥形の女性の死霊であるらしい。
  • その身体には変身能力が備わっている。
  • モーラは、夢遊病の様に本人には自覚が無い事が多い。モーラの正体を知るには、夜、モーラが来た時に、翌日の朝食に招待するか、贈り物をする約束をするのが一般的である。モーラである人物は約束通りに訪れる。
  • モーラの襲撃を避ける方法は、吸血鬼のそれと同じである。煙で燻し出したり、枕の下にナイフかフォークを置いたり、ドアに五芒星形を描いたり、ベッドの脚に十字架を描いたりする方法などがある。


最終更新:2011年09月15日 03:26
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