ヤタガラス

Yatagarasu
ヤタガラス

霊鳥

日本

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日本神話
  • 八咫烏。
  • 日本神話に登場する霊鳥で、神武天皇の東征の際に先導役として現れる。天照、若しくは、高御産日が遣わしたもので、熊野三山信仰における先導烏(みさきからす)とも結び付けられる。
  • 三本の足を持つ烏で、黒か赤い色をしており、太陽に住むとされる。また、八咫烏を見る資格の無い者が、この鳥を直視すると気が狂うとされる。
  • 平安初期の歴史書『古語拾遺』では、加茂県主(かものあがたぬし)の遠祖であるとされ、古代氏族の系譜書である『新撰姓氏録』でも、加茂県主の祖神である、加茂建角身(かものたけつぬみ)の化身だとされている。
  • 中国の神話にも、「太陽に住む三本足の鳥」の話があるが、加茂氏の「神に使わされた鳥」の信仰と習合されて、神話の中に組み込まれたと考えられる。
  • 日本サッカー協会のエンブレムにも描かれている。


最終更新:2011年09月15日 04:15
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