ルサールカ

Rousalka
ルサールカ

妖精/幽霊

ロシア

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民間伝承
  • 若くして水死した娘の魂がルサールカになるとされる。
  • 漁師の網を破ったり、雨を呼んだり、水車や石臼を壊したりする。夏になると岸辺や森でダンスをしたり、木に登ったりして遊ぶ。彼女たちのダンスには、草木の成長を促進させる効果がある。
  • ルサールカは、南部と北部で性質が違う。
  • 北のルサールカは残酷で、裸で鉛色の水死体の様な姿で、岸辺に近づく者を無差別に水中に引きずり込む。そして、身体中を突付きまわし、死ぬまで苦しめる。
  • 南のルサールカは優雅で、薄布を一枚まとった姿で、男を誘惑し、また、歌や音楽で旅人を沼に引き込む。
  • ルサールカから身を守るには、「呪われた草」蓬(よもぎ)を一枚持つだけで良い。


最終更新:2011年09月15日 05:20
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