ローレライ

Lorelei
ローレライ

妖精

ドイツ

----------出典----------

民間伝承、『歌の本(ローレライ)』
  • ライン河のほとりに棲む妖精。
  • 古ドイツ語の『見る[luen]』と『岩[ley]』に由来する。
  • ライン河に時折響き渡る竪琴と女性の歌声、それを歌っているのがローレライである。
  • 歌声に魅了された者は河に呑まれるという。
  • ザンクト・ゴアルスハウゼンの街近くのライン河流域は川幅も細く流れが急なため、一番の難所であり、「ローレライ岩」が存在する。その岩の下には『ニールンゲンの指輪』に登場する黄金が眠っているという伝説もある。
  • ハインリヒ・ハイネが『歌の本』の中で『ローレライ』を詩にしているのが有名。内容は、不実な恋人に絶望してライン河に身を投げた乙女が水の精となり、漁師を魅了して破滅へ導く物語。


最終更新:2011年09月15日 05:34
添付ファイル