イピリア

Ipiria
イピリア

精霊

オーストラリア

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オセアニア神話
  • オーストラリアの先住民族であるアボリジニのイングラ族が崇拝していたヤモリの精霊。
  • その姿は、髪の毛と髭のある巨大な虹色のイモリとして描かれる。
  • いつもは、沼の底で眠っているが、一年に一度だけ這い出して水と草で腹を満たすと、すぐに腹の中のものを一気に吹き上げる。それが雨雲となって大地に雨をもたらし、雨期の訪れを告げる。
  • イピリアの棲む沼地は聖域と考えられ、足を踏み入れたりすると、乾期が終わらなくなってしまうという。


最終更新:2011年09月17日 12:56
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