バシリスク

Basilisk
バシリスク

魔獣

アフリカ/エジプト/ヨーロッパ

----------出典----------

民間伝承、『博物誌』
  • ギリシア語で『小さな王』を意味して、頭に王冠の形をしたトサカを持つ事に由来する。
  • プリニウスの『博物誌』によると、バシリスクのいる場所では、鳥は地に落ち、果実は腐り、流れる川は毒に変わると記されている。身体自体に毒を帯びており槍で殺したとしても、いずれ槍を伝って持ち主を殺すという。また、視線にも毒を持ち、一瞥しただけで岩を砕き、草木を焼き尽くすという。
  • 中世になると、バシリスクの視線には石化の魔力があるとされるようになった。
  • 北アフリカの砂漠を作った原因ともいわれる。
  • イタチが天敵で、イタチをバシリスクの巣穴に入れるとバシリスクと殺しあう。
  • 実際にバシリスクと言う蜥蜴も存在する。


最終更新:2011年09月17日 23:06
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