フェアリー

Fairy
フェアリー

妖精

ヨーロッパ

----------出典----------

民間伝承
  • 日本でいう一般的な妖精。[Faery]とも表記する。特にフランス語では、フェイ[Fay]と呼ばれる。
  • 名前はラテン語の『運命(ファータ)[Fata]』に由来する。また、古フランス語の『魅了する者(フィー)[Fee]』に、接尾語の[rie]がついて、[Feerie]となったのが元ともされる。
  • 大きさは普通の人間と変わらない。
  • ヨーロッパの神話(特にケルト神話、北欧神話など)や伝説に多く登場する。その括りは限定的でなく、神と人間の中間の存在の総称。
  • キリスト教が普及すると、天使の座から降格された者であるともされ、土着の神などが妖精という姿になったとも考えられる。
  • アーサー王伝説の湖の婦人ヴィヴィアンや、魔女モルガン・ル・フェイのほか、シェイクスピアの『真夏の世の夢』にもオベロン、ティターニアをはじめとして多くの妖精が登場する。
  • 実際の事件では「コティングリー妖精事件」がある。少女と一緒に妖精が映った写真の真偽をめぐって起きた騒動で、実際はもちろん偽物だったが、本物と信じた人物の中には、『シャーロック・ホームス・シリーズ』で有名な作家アーサー・コナン・ドイルもいた。
  • J・R・R・トールキンの『指輪物語』、J・K・ローリングの『ハリー・ポッター・シリーズ』などの文学をはじめ、現代でも多くの作品に登場する。。


最終更新:2011年12月11日 04:27
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