アイオロス

Aiolos
アイオロス

魔神

ギリシア

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ギリシア神話
  • ヒッポテスの息子(或いはポセイドンとアルネーとの間の息子)で、ボイオトスの兄弟である。リパロス王の娘、ギュアネーと結婚し、シシュポスをはじめ、6人の息子と6人の娘をもうけた。
  • ヒッポタデス[Hippotades]『ヒッポテスの息子の意』とも呼ばれる。
  • 浮き島アイオリアの王にして風の支配者でもある。
  • 元々人間だったが、ゼウスの寵愛を受け、風の支配者となった。風の神となる前からアイオロスは航海術に長け、天候を予測する事が出来たという。
  • ウェルギリウスの『アイネーイス』においてアイオロスは、風を島内の洞窟に閉じ込め、意のままに風を吹かせた。また、ホメロスの『オデュッセイア』においては、オデュッセウスのために西風ゼフィロス(オデュッセウスの故郷に向かって吹く風)以外の風を封じ込める革袋を与えた。ただ、オデュッセウスの仲間が財宝を隠していると疑って革袋を開けたため、彼らの船は再びアイオリア島に戻ってしまった。


最終更新:2011年09月22日 00:16
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