アグディスティス

Agdistis
アグディスティス

地母神

ギリシア(トルコ)

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ギリシア神話
  • プリュギア(小アジア地方)で崇拝された女神。
  • キュベレーと同一視される。
  • ゼウスがプリギュアのディンデュモン山で昼寝をしている時に彼の精液が零れ落ち、そこから両性具有の者が生まれた。神々は、それを怪しみ、男根を切り落としてしまった。これが、アグディスティスであるとされる。
  • 切り取られた男根は地に落ち、アーモンドの木になり、サンガリオス河の神の娘ナナの膝に落ちた。そして、ナナの胎内に入り、アッティスとして生まれた。
  • アグディスティスは、成長したアッティスに恋したが叶わず、アッティスはペッシヌス王の娘と結婚しようとした。そして、アグディスティスは、その結婚式に乗り込んだが、彼女の姿を見てアッティスとペッシヌス王は発狂して、自らを去勢して死んだといわれる。


最終更新:2011年09月22日 00:46
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