アドニス

Adonis
アドニス

植物神

ギリシア

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ギリシア神話
  • 元々は、アジア系の植物神だが、ギリシア神話においては人間として語られている。
  • 女神を魅了するほどの美青年であったとされる。
  • パポス王キニュラスとその娘ミュラとの間の子である。これは、ミュラがアフロディーテへの祭礼を怠ったために、アフロディーテが、ミュラが父への恋に陥るようにして、一夜を過ごさせた。キニュラスは怒り、娘を殺そうとしたが、神々は彼女をミルラの木に変えた。後になって、その木に猪がぶつかって、裂け目よりアドニスが生まれた。
  • 赤ん坊のアドニスに魅せられたアフロディーテは、ペルセポネに育てさせた。しかし、ペルセポネもアドニスの美しさに魅せられて返す事を拒んだ。結局、ゼウスが仲裁に入り、一年の3分の1をアフロディーテと、3分の1をペルセポネと、3分の1を自由に過ごす事となった。
  • 後にアドニスは、猪に突かれて死ぬが、アフロディーテは、彼をアネモネの花に変えたという。


最終更新:2011年09月22日 01:12
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