アトラス

Atlas
アトラス

地霊

ギリシア

----------出典----------

ギリシア神話
  • ティターン神族の1人で、その名は『耐える者』を意味する。
  • イアペトスとテミス(若しくはクリュメネー)の子。兄弟にはメノイティオス、プロメテウス、エピメテウスがいる。
  • ティターン神族はゼウスとの戦いに敗れたので、アトラスも天を支え続けるという罰を与えられた。
  • ギリシア神話において、英雄ペルセウスがアトラスの近くを通りかかった時、アトラスは「ゼウスの息子がヘスペリスの黄金の林檎を奪いにやって来る」と聞いていたので、ゼウスの息子であるペルセウスを歓待しなかった。怒ったペルセウスは持っていたメドゥーサの首でアトラスを石に変えてしまったという。それがモロッコに横たわるアトラス山脈であるといわれている。また、ヘラクレスの12の難業の際に黄金の林檎を取りに来たヘラクレスに代わりに天を支えさせようとしたが、結局失敗に終わってしまった。
  • プレイオネ(若しくはアイトラ)との間にマイア、タユゲテ、エレクトラ、アルキュオネ、ケライノー、ステロペ、メロペの7人の娘(プレアデス)と、アムブロシア、エウドラ、コロニスといった娘(ヒュアデス)、また、黄金の林檎の守護者ヘスペリスたちをもうけている。また、テテュスとの間にカリュプソーをもうけている。
  • 土星の第二衛星は、彼の名を取ってアトラスと呼ばれている。


最終更新:2011年10月10日 00:28
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