アポロン

Apollon
アポロン

太陽神

ギリシア

----------出典----------

ギリシア神話
  • ゼウスとレトの息子であり、アルテミスの双子の兄弟。
  • オリュンポス12神の一人である。
  • 太陽神であるが、予言、芸術、医術の神でもある。
  • その名は、『追い払う』『傍に除けておく』『破壊する』に由来するという。また、リュケイオス[Lyceios]と言う別称があり、『輝ける者』ポイボス[Phoibos]、『道の保護者』アギュイエウス[Agyieus]、『ムーサを率いる者』ミュサジテス[Musagetesu]、信託を授ける神格のロクシアス[Loxias]、『白銀の弓を携える者』アルギュロトクソス[Argyrotoxos]、医術の神格パイエオン[Paeon]など、多くの神格を吸収している。
  • ローマ神話のアポロと同一視されている。
  • 彼も多くの女性と恋をし、メリアーとの間にイスメニオスを、コリュキアとの間にリュコレウスを、アカカリスとの間にピュラキスとピンドロスを、キュレネーとの間にアリスタイオスを、キオネとの間にピラムモンを、別のアカカリスとの間にガラマスとミレトスを、プサマテとの間にリノスを、ウラニアとの間にも同名のリノスを、コロニスとの間にアスクレピオスを、クレウサとの間にイオンを、テュリアとの間にキュクノスをもうけたが、ダフネには拒まれ逃げられてしまった。
  • 幼少時にデルフィの神託所に巣食う邪龍ピュートーンを打ち倒している。また、多くの巨人と戦っており、エピアルテス、オートス、ティテュオスたちを討ち倒している。
  • アポロンはゼウスの寵愛を受けていたが、2度罰を受けている。ヘラとポセイドンと共にゼウスへの叛乱を企てた時は、トロイアのラオメドン王に仕えさせられ牡牛飼いをさせられ、息子のアスクレピオスが殺された報復にキュクロプスを殺した時は、ペライのアドメニス王に仕えさせられ馬と羊の世話をさせられた。
  • 竪琴の名手であるアポロンはサテュロスのマルシュアスの笛と音楽を競った。その時の審判はプリュギアの王ミダスだったが、彼はマルシュアスを勝者と判定した。怒ったアポロンはミダスの耳をロバの耳にしてしまった。
  • アポロンの従者は、芸術の女神ムーサである。


最終更新:2011年09月22日 02:58
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