アレトゥーサ

Arethusa
アレトゥーサ

妖精

ギリシア

----------出典----------

ギリシア神話
  • 黄金の林檎の園の番人であるヘスペリスの1人。
  • アトラス(または、ヘスペロス)の娘とされるが、出生は定かではなく、ゼウスとテミス(若しくはネアイラ)との間の子、暗黒の神エレボスと夜の女神ニュクスとの間の子、ポルキュスとケトの間の子、また、アスクレピオスの子であるともされる。
  • 他のヘスペリスの娘たちと同様に黄金の林檎を守護して暮らしていた。
  • アレトゥーサは、狩人アルペイオスに恋されたが、オルテュギア島まで逃げ、そこで泉に姿を変えた。アルペイオスはオリュムピアで身体を河に変え、その流れは海水と混じることなくアレトゥーサの泉に辿り着いた。アルペイオス河のあるオリュムピアで牡牛が生贄に供される時には、アレトゥーサの泉も血の色に染まるという。


最終更新:2011年09月22日 03:12
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