カベイロス

Cabirus
カベイロス

豊穣神

ギリシア/トルコ

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ギリシア神話
  • エーゲ海北部の北部の島々とプリュギア(小アジア)、さらにはテーバイでも崇拝されていた古い豊穣の神々の総称で、複数形でカベイロイ[Cabiri]とも呼ばれる。
  • 信仰の古い神で、起源が数多く存在する。古いものではウラノスの子供でありゼウス誕生を助けたとされた。サモトラケの伝承では、ゼウスとカリオペの子であるとされ、アルゴー探検隊がサモトラケに寄港したのは、詩人オルフェウスがカベイロスの秘儀を学ぶよう薦めたからであるとされる。他にも、海の老人プロテウスの子とされ、船乗りに崇拝されたり、鍛冶の神ヘパイストスの子とされ、鍛治の神としても崇められた。


最終更新:2011年09月24日 01:39
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