グラウコス - 神統録@ ウィキ

Ｇｌａｕｃｕｓ グラウコス 海神／幻魔 ギリシア ----------出典---------- ギリシア神話

• 海神ポセイドンと、海のニンフのナイスの息子だが、ネレウスの息子ともされる。
• 嵐に遭遇した船乗りを守るとして信仰されている。
• オウィディウスの『変身』では、グラウコスは人間で、ボイオティアの漁師だった。ある時、魚を不死にするという薬草を見つけて食べてしまった。グラウコスは、確かに不死になったが、代わりに下半身が魚になってしまった。グラウコスは、そのまま海に飛び込み、オケアノスとテティスに歓迎され海神となった。
• グラウコスは、美しい乙女のスキュラに恋をした事があった。一度は断られたが、諦めきれず、魔女のキルケに惚れ薬を作ってくれるように頼んだ。しかし、キルケはグラウコスに恋心を抱いていたため、惚れ薬の代わりに、飲んだ者を化け物に変える薬を渡した。その結果、スキュラは、化け物の姿に変えられてしまった。

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