テテュス

Tethys
テテュス

精霊

ギリシア

----------出典----------

ギリシア神話
  • ウラノスとガイアの娘で、オケアノス、コイオス、イアペトス、ヒューペリオン、クレイオス、クロノス、テイアー、レア、ムネモシュネ、ボイペー、テミスと兄妹のティターン神族で、6人のティアーニスの一人。
  • 巨神戦争(ティタノマキア)において、オケアノスと共に中立を保ち、戦いの間、ヘラをかくまった。ヘラは感謝し、後にオケアノスとのケンカの仲裁を取り持った。また、テテュスもヘラを愛し、ヘラのためにカリストの星座である大熊座を大洋に沈まないようにした。こうして、大熊座は、北極星の周りにあって北の空に輝き続けるようになった。
  • オケアノスとテテュスは、3000人の海の妖精(オケアニス)や地上の全ての河の神を産んだ。冥界を流れる河のステュクスや、ゼウスに愛されたイオの父親であるイナコス、アテナの母メティス、ポセイドンの妻のアムピトリテ、ほかにも、ドーリス、カリュプソ、テュケなども彼らの子供たちである。


最終更新:2011年10月10日 02:14
添付ファイル