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ハデス
Hades
ハデス
死神
ギリシア
----------出典----------
ギリシア神話
冥府の王。
クロノスとレトの息子で、ゼウス、ポセイドン、ヘラ、デーメーテール、ヘスティアの兄妹。
ローマ神話のプルートと対応し、同一視される。
巨神戦争(ティタノマキア)の時にキュクロプスから、隠れ帽(兜)を貰い、以降地上ではハデスを見ることが出来なくなった。
ハデスの治める冥府は、大きく三つに分かれている。死後、大半の者が行くとされる『アスポデロスの野』は、全ての者が生前の姿で、生前と同じ行動を機械的に行っている。最も善き者は『エリュシオンの野』に行くとされる。しかし、ギリシア最大の英雄アキレウスですら、『アスポデロスの野』にいるとされる。そして、地獄の深遠と言われる『タルタロス』には、オリュンポスの神々に敗れた、ティターン神族や、キュクロプス、ギガース、英雄シシュポスが閉じ込められている。
ハデスは、冥府に篭っているので、オリュンポス12神に含まれていない。神話においても、二回しか冥府を出ることはなかった。
一度は、女神コレ(後のペルセポネー)をさらった時である。大地を引き裂いて彼女を一瞬にして連れ去ったのである。その後、彼女は、ハデスの妻となり、冥府の女王となる。
もう一度は、ヘラクレスに矢を射られ、怪我の治療のためパイエオンを訪ねた時である。
ハデスは二回の浮気をした。一人目は、コキュートス河のニンフ、メンテである。彼女はペルセポネー(あるいは、デーメーテール)に追い掛け回され、踏み潰されてしまった。ハデスは、彼女を哀れに思い、薄荷(ミント)に変えた。二人目は、オケアノスの娘、レウケで、死後、『エリュシオンの野』に咲く白いポプラになった。
妻であるペルセポネーだけでなく、魔術の女神ヘカテーや、死神タナトス、眠りの神ヒュプノス、復讐の女神群エリュニスとケール、そして、ミノス、ラダマンテュス、アイアコスの三人の裁判官らを従えている。
後に、冥府自体を「ハデス」と呼ぶようになった。また、冥府は地面の底に存在すると考えられるようになると、土に埋もれた財宝もハデスの物であるとされ、『富める者』と言う意味で、プルトン[Pluton]と呼ばれ、ほかにも、アイドネウス[Aidoneus]、『名高い人』を意味するクリュメノス[Clymenos]と言う別称がある。
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最終更新:2011年10月10日 04:41
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