ヒュアキントス

Hyacinthos
ヒュアキントス

植物神

ギリシア

----------出典----------

ギリシア神話
  • ギリシア南部のラケダイモンに生まれた美青年で、スポーツが得意だった。
  • 本来は、ギリシア先住民の神であったとされる。
  • アポロンとゼフュロスに寵愛され、二人は争ってヒュアキントスを得ようとしたが、アポロンの勝利に終わり、以降ヒュアキントスはアポロンの従者となった。
  • ある日、円盤遊びをしていた時、アポロンの投げた円盤をゼフュロスが風を操り吹き飛ばした。この時、不幸にも円盤はヒュアキントスの頭を打ち砕き、彼はしんでしまった。アポロンが悲しんでいると、ヒュアキントスから流れ出た血から、美しい花が咲いた。アポロンは、その花に“Y”の文字(ギリシア語でのヒュアキントスの頭文字)を刻み込んだ。これが、今日の『ヒアシンス』であるという。


最終更新:2011年10月10日 05:23
添付ファイル