アソポス

Asopos
アソポス

河神

ギリシア

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ギリシア神話
  • アカイア地方シキュオーン市の河の河神。
  • ポセイドンとペロの息子。しかし、ゼウスとエウリュノメの息子であったり、オケアノスとテテュスの息子であるという説もある。
  • ラドン河神の娘メトペーを娶り、イスメノス、ペラゴーンの二男と、サラミス、アイギーナ、エウアドネ、コルキュラ、テーベ、ペイレーネ、アンティオペなどの二十女を得た。
  • 娘のアイギーナをゼウスが愛し、連れ去られた時、アソポスはギリシア全土を放浪し、コリントス王シジフォスと「自分のアクロポリスに泉を湧かせてくれたら居場所を教える」という約束を交わした。その時に生まれた娘がペイレーネであり、泉の名もペイレーネとなった。娘の場所を知ったアソポスは、ゼウスの寝所に入ったが、逆にゼウスの雷に撃たれ、黒焦げになってしまった。以来、アソポスの河の河床には墨があるのだという。


最終更新:2011年09月09日 21:24
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