ヘスペリス

Hesperis
ヘスペリス

妖精

ギリシア

----------出典----------

ギリシア神話
  • アトラスの娘たちで、プレイアデス姉妹、ヒュアデス姉妹とは異母姉妹に当たる。しかし、出生は定かではなく、ゼウスとテミス(若しくはネアイラ)との間の子、暗黒の神エレボスと夜の女神ニュクスとの間の子、ポルキュスとケトの間の子、また、アスクレピオスの子であるともされる。
  • 『黄昏の娘』という意味を持ち、複数形ではヘスペリデス[Hesperides]と呼ばれる。
  • 世界の西の果てである「ヘスペリスの園」に住んでいる。そこにはヘラの果樹園があり、ヘスペリスは果樹園に植えられた黄金のリンゴの木を世話し、黄金竜ラドンと共に守っている。
  • ヘスペリスの姉妹は、ヘスペリア、アイグレ、エリュテイア、アレトゥーサだが、ほかにもリバラ、クリュソテミス、アステロペ、ヒュギエイアが数えられる事もある。


最終更新:2011年10月11日 21:18
添付ファイル