イッポンダタラ

Ippondatara
イッポンダタラ

妖鬼/精霊

日本

----------出典----------

民間伝承
  • 一本ダタラ。
  • 紀州の熊野(和歌山県)の山中に現れるとされる雪の怪。山の精ともいわれる。
  • 雪の降った翌日に、30cmほどの足跡が、片方だけが山の中に続いているという。
  • その姿は、見た者はいないが、一本足で一つ目の巨人であるとされる。その姿と、その「ダタラ」という名前から、山に棲む製鉄の鍛冶師、タタラ師と結び付けられている。
  • 地方によって呼び名が変わり、山形県羽黒山では、デエデエ坊、高知県では、ヒトツアシ、幡多郡橋上村楠山(宿毛市)ではテギノカエシ、十川村広瀬ではテギノボウと呼ばれる。
  • 一本ダタラの「ダタラ」は、大太法師の「だいだら」とも繋がり、巨人とも考えられた。


最終更新:2011年10月22日 07:34
添付ファイル