イバラキドウジ

Ibarakidouji
イバラキドウジ

邪鬼

日本

----------出典----------

『平家物語』
  • 茨木童子。
  • 平安時代の平安京に現れたとされる鬼。
  • 『平家物語』では、堀川にかかる一条戻橋の上で女に化け、通りかかった渡辺綱が馬に乗せてやったところ、突然、鬼の姿に戻り、宙に飛び上がったという。綱は、慌てずに手に持っていた名刀髭切で、鬼の腕を切り落として難を逃れた。その後、綱は鬼の腕を持ち帰ったが、数日後に養母が綱の屋敷を訪れた。この養母は鬼が化けた姿であり、腕を取り戻すと空の彼方に消えてしまったという。


最終更新:2011年11月05日 08:16
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