アピス

Apis
アピス

聖獣

エジプト

----------出典----------

エジプト神話、『歴史』
  • ハピス[Hapis]、ハピアンク[Hapi-ankh]とも呼ばれる。
  • エジプトの創造神プタハの聖獣である牡牛で、古代エジプトの都市メンフィスで崇拝された。
  • ヘロドトスの『歴史』によると、アピスは一生に一度しか出産出来ない雌牛が天上から射す光で妊娠して産まれるとされる。
  • その身体は黒く、尾は二重に生えていて、眉間に四角い白い斑点、背には鷲の形をしたアザがあり、舌の裏には甲虫の形をしたものが付いていたりと、全身に29個の印があるとされる。
  • 常に1頭だけが崇拝され、新しいアピスが決定すると、前のアピスは、川に沈めて殺されてしまう。
  • この牛を殺した人間は発狂するといわれる。


最終更新:2011年09月09日 21:53
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