オボログルマ

Oboroguruma
オボログルマ

付喪神

日本

----------出典----------

『今昔百鬼拾遺』
  • 朧車。
  • 平安時代に、夜の平安京の都大路をさまよう牛車の姿をした妖怪。
  • 鳥山石燕は『今昔百鬼拾遺』で、牛車の簾の中から巨大な夜叉のような顔が覗く姿を描いている。
  • 祭礼の時などに、見物のための牛車の場所を争い、これを「車争い」と言った。この車争いに敗れた者の怨念が朧車となって賀茂の大路を走り回ったという。


最終更新:2011年11月19日 22:19
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