マンティコア

Manticore
マンティコア

魔獣

南アジア

----------出典----------

民間伝承、『博物誌』、『動物誌』、『インド誌』
  • メメコレウス[Memecoleous]ともいう。ギリシア語では、マンティコーラースと呼ばれ、ペルシア語の『人を食らう生き物[martiya khwar]』が変化したものとも考えられる。
  • インド、マレーシア、東南アジアなどの森林に棲息するとされる、人を食べる怪物。
  • ライオンの姿で、人間の顔と耳を持っている。さらに歯は3列に並び、尾の先端には無数の毒針、蝙蝠の翼を持っているという。
  • 古代エチオピア人にも広く知られており、大プリニウスの『博物誌』、アリストテレスの『動物誌』、クテシアスが記した『インド誌』などで紹介されている。
  • 実際のところは、アジアに分布する、ベンガルトラであると考えられる。


最終更新:2011年11月20日 17:55
添付ファイル