ケナシコルウナルペ

Kenashikoruunarupe
ケナシコルウナルペ

妖鬼

日本

----------出典----------

民間伝承
  • アイヌ地方に伝わる山姥の一種。
  • その名前は『木原の姥』を意味する。
  • 胆振地方や沙流地方の呼び方で、ケナシウナラペ(平原の小母)、ニタッウナラベ(湿地の小母)、イワメテイェプ(山の魔)などとも呼ばれる。
  • ざんばら髪の老婆で、顔は黒く、目も口もない。
  • 熊を操ることができ、山狩りをする者を熊に襲わせたりする。
  • 伝承では、ある男が小熊を捕らえて檻に入れていた。するとケナシコルウナルペが現われた。ケナシコルウナルペが手拍子をすると、小熊は禿頭の少年に姿を変えて踊り出したという。


最終更新:2012年04月14日 21:51
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