ゴーレム

Golem
ゴーレム

地霊

東欧、西アジア

----------出典----------

ユダヤ教
  • ユダヤ教の伝承に登場する泥でできた動く人形。
  • ヘブライ語で『胎児』を意味する。
  • 忠実なロボットのような存在だが、制約も多く、守らないと暴走する危険もある。
  • ラビ(ユダヤ教の法律学者)が祈祷などの儀式を行い、土をこねて人形を作る。呪文を唱えて『emeth(真理)』と書いた羊皮紙を人形の額に貼り付けると、ゴーレムが完成する。
  • 壊す時には、『emeth』の[e]を一文字消して『metn(死)』にすれば良い。
  • しかし、ゴーレムへの命令は単純なものしか受け付けられない。
  • プロイセン地方の伝承では、ラビが礼拝の人数合わせにゴーレムを使用したところ、見るもの全てに火をつけたという。
  • 映画や小説にも『ゴーレム』という作品が多くあり、『ドラゴン・クエスト』や『ファイナル・ファンタジー』などのゲームや、ライトノベルなどにも多く登場する。


最終更新:2012年07月07日 05:19
添付ファイル