アントゥ・ティンギ


アントゥ・ティンギ

幻魔/幽霊

ボルネオ

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民間伝承
  • ボルネオの森の奥深くに棲んでいる。
  • 巨木が倒れるような音が鳴り響き、その場所に行っても何も無い。はじめは影だけだが、その姿は、見ていると徐々に大きくなる。こういった現象を起こすのがアントゥ・ティンギだとされる。
  • 姿は、上半身だけで、キバが上から二本生えている。
  • アントゥ・ティンギの姿を見ると病気になるといわれている。その病気は呪術師の祈祷でしか治せない。
  • 木の枝を三本とって、先を下にして地面に突き立てると、アントゥ・ティンギは死んで、辺りには死臭が漂いはじめるという。
  • 一説には、川で死んだ子供の霊であるとされる。


最終更新:2011年09月10日 05:08