コダマ

Kodama
コダマ

精霊

日本

----------出典----------

民間伝承、『和名類聚抄』、『源氏物語』、『画図百鬼夜行』
  • 木霊。古多万、木魅とも書く。
  • 樹木に宿る精霊で、精霊が宿った樹木も木霊と呼ぶ。
  • 山神信仰に通じるものがあり、平安時代の『和名類聚抄』では、木の神の和名が古多万として、古くは日本神話の久久能智も木霊と考えられていた。
  • また、時代が下り、『源氏物語』の中などでは木霊は妖怪に近いモノとして描いている。
  • 伊豆諸島などには樹霊信仰が残り、大樹の根元に社を建てて「コダマさま」と祭っている。沖縄でも、木の精をキーヌシと呼んでいる。
  • 鳥山石燕は『画図百鬼夜行』に木魅として描いている。
  • 現代でも、ジブリ映画『もののけ姫』などに登場する。


最終更新:2012年07月07日 05:33
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