コロポックル

Koropkkuru
コロポックル

精霊

日本

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民間伝承、アイヌ伝承
  • アイヌ語で、『蕗の葉の下の人』を意味する。また、トイチセコッチャカムイ『土で作った家に住む人』とも呼ばれる。
  • 小人伝説は北海道や南千島、樺太に広く流布している。
  • 赤ん坊ほどの大きさで、蕗の葉で雨宿りなどをしている。
  • 普段は地面に掘った穴に棲んでおり、古くはアイヌの人々と共存関係にあった。
  • 現在の十勝地方に伝わる伝承がある。この地にアイヌの支族の一つであるカナメの民がおり、コロプックルは魚や鹿を分けて共存していた。しかし、カナメ族の男がコロポックルの娘を誘拐する事件を起こす。コロポックルはカナメ族に戦いを挑んで懲らしめ「この地は枯れはてるから、「トカプチ」と呼ぶがいい」と言って姿を消してしまった。トカプチとは、『乾かせる』の意味で、十勝の由来となった。


最終更新:2012年07月07日 12:49
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