イッタンモメン

Ittannmomen
イッタンモメン

付喪神

日本

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民間伝承
  • 一反木綿。
  • その名の通り、一反(約11m)ほどの長さの白い木綿の布のような形をした妖怪。
  • 鹿児島県の大隈地方、高山地方に現れ、見た目は恐ろしくないが、空からすっと飛んできては、人の首に巻きつき、場合によっては絞め殺してしまうという。
  • ある言い伝えでは、首に巻きついた白い布をとっさに持っていた脇差で切ったところ、血が吹き出し、布も消えてしまったという。
  • 大阪でも、淀川あたりから天王寺あたりまで、丸いような長いような白い物体が、20~30飛んでいた。落ちたものを手に取ってみると、蜘蛛の糸のようで、手の中で揉んでいると跡形もなく消えてしまったという。


最終更新:2011年09月11日 00:29
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