イネンビ

Inennbi
イネンビ

怪火

日本

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民間伝承
  • 遺念火。
  • 沖縄県に出現する怪火の一種。
  • 駈け落ちや心中で死んだ男女の霊魂が変化したもので、必ずふたつ一組で現れる。
  • 沖縄県那覇市にも遺念火の伝説がある。首里の町に住んでいた豆腐屋の夫婦がいた。妻が町に豆腐を売りに出かけた時、悪漢に襲われて金城橋(かなぐしくばし)から落ちて死んでしまった。これを知った夫はショックのあまり、その橋から飛び降りて自殺した。以来、暗くなるとその橋のあたりに二つ一組の怪火が漂うようになったといわれる。


最終更新:2011年09月11日 10:45
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