義浄 ぎじょう
635-713
初唐の僧。インド王舎城の近くの密教の道場となったナーランダで十年間学び、梵語の経典を持ち帰り、『梵語千字文』や『金剛経』などの多くの経論や根本説一切有部の律を訳し、『南海寄帰内法伝』(大正新修大蔵経№2125)・『大唐西域求法高僧伝』(大正新修大蔵経№2066)を著した。『宋高僧伝』に伝がある。
史料
『宋高僧伝』巻第一 訳経篇第一之一 唐京兆大薦福寺義浄伝
参考文献
『大蔵経全解説大事典』(雄山閣,2016)
外部リンク
最終更新:2024年05月04日 13:30