慧浄

慧浄 えじょう

578-647
初唐の僧。常山真定県の人。出家して『大智度論』を学び、智蔵寺にて始平県令の楊宏、道士の于永通と対論。勝光寺において『大乗荘厳経論』の翻訳に参加、筆受を務めた。著作に『雑心論纘述(雑心玄文)』三十巻(散逸)、『倶舎論文疏』三十巻(散逸)、『大乗荘厳経論纘述』三十巻(散逸)があった。『続高僧伝』に伝がある。

史料

『続高僧伝』巻第三 訳経篇三 唐京師紀国寺沙門釈慧浄伝

参考文献


金炳坤「紀国寺慧浄の『法華経纉述』考(1):新発見の史料をもとに」(『身延論叢』15,2010年)
櫻井唯「紀国寺慧浄の著作について」(『論叢アジアの文化と思想』28,2020年)

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最終更新:2025年04月28日 04:56
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