法蔵 ほうぞう
644-712
唐代の僧。祖先は康居(西アジアの一国)の出身。長安の生れ。中国華厳宗の第三祖であり、華厳教学の大成者。賢首大師・香象大師・華厳和尚などと尊称される。智儼が雲華寺で華厳経を講じているのに参じ、門下に入った。670年、勅命を受けて 太原寺に住する。武周王朝の仏教界での第一人者として活躍した。『宋高僧伝』に伝がある。
史料
『宋高僧伝』巻第五 義解篇第二之二 周洛京仏授記寺法蔵伝
参考文献
『大蔵経全解説大事典』(雄山閣,2016)
外部リンク
最終更新:2024年05月04日 21:01