銓選

銓選 せんせん

中国において官吏としての資格の有無を審査して官職を授ける制度。銓演選用の意。隋代までは士人をあげることと官を授けることとは同一のことに属したが、唐代になり、士人を試験することは礼部が行ない、官吏を登用することは吏部がつかさどった。挙官はさらに両途に分かれ、文官は吏部がつかさどり、武官は兵部がつかさどるようになった。この制度は大体宋・元・明・清とそのまま引き継がれた。

参考文献

『アジア歴史事典5』(平凡社、1960年)

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最終更新:2024年12月19日 22:17
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