同蹄智爽 どうていちそう
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初唐の人。雍州同官県(陝西省銅川市)人。『旧唐書』では「周智爽」とする。
同蹄智寿の弟。永徽年間(650-655)初頭、父は一族の周安吉に殺害された。兄とともに周安吉を待ち伏せして殺害。役所に自首したが、兄弟は互いに自分が首謀者と言い合って、数年間判決がくだらなかった。郷里の人が弟が首謀者であると証言したため、弟が極刑となった。「仇はすでに報いた。死んでも恨まない」と言い、刑に臨んだという。『旧唐書』に伝がある。
列伝
『旧唐書』巻一百八十八 列伝第一百三十八 孝友 王君操 周智寿 智爽
最終更新:2025年06月17日 12:30