呉通微 ごつうび
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中唐の官人。
呉通玄の兄。建中四年(783)寿安県令から京師に入って金部員外となり、召されて翰林学士となった。ついで職方郎中、知制誥となった。弟の呉通玄も宮中で同職にあったから、人士はこれを栄誉とした。貞元七年(791)礼部郎中となり、ついで中書舎人に転じた。呉通玄が死ぬと、素服で国門で罪を待ったが、
徳宗に赦され、そのためあえて喪服を着なかった。『旧唐書』に伝がある。
列伝
『旧唐書』巻一百九十下 列伝第一百四十下 文苑下 呉通玄 兄通微
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最終更新:2025年08月22日 00:04