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EF700形電気機関車 - (2008/12/23 (火) 19:24:06) の編集履歴(バックアップ)


EF700形電気機関車(イーエフ700がたでんききかんしゃ)とは、塩田鉄道が2000年から製作する交直両用電気機関車である。


概要

塩田鉄道の貨物運用は、従来国鉄から譲渡されたEF80形を使用してきた。しかし、長編成化による出力不足や、製造から30年以上が経過していることもあり、
電気機関車の新造に踏み切った。
構造は1996年から製造が開始されたJR貨物のEF210形をベースとし、三電源対応と、塩鉄の高速運転に対応する機関車として製造されたのが、このEF700形である。

構造

方式はEF210形と同じくインバータ方式を採用。ただし、EF210形とは異なりIGBT-VVVFを採用、1C1Mとなった。
直流区間の定格出力はEF66形と同じく、3900kWである。交流区間では、実に4000kWを誇る。また、、性能を併桔先の機関車に合わせることができる。
JR貨物の機関車と共通の規格のため、併桔運用も組める。

形態区分

試作機(901)

2000年に川崎重工業で製造され、水海道車両センターに配置された。
量産機との違いは、運転席の窓枠や、ルーバーの形状、パンタグラフの形状などがある。

量産機(1-12)

2001年より川崎重工業で製造され、水海道車両センターに6両、成田車両センターに5両、甲府車両センターに1両配置された。
2003年で製造は中止され、以降は2次車に移行した。

2次車(13-

2003年より、寒冷地とさらなる高速運転に対応した2次車に切り替わった。
スカートの形状が変更され、最高速度も160Kmまで向上した。塩鉄コキ500系?など、対応する貨車による運転では、160km運転も可能となった。
また、愛称が付けられ、社章とともに「Blue Arrow EF700」の文字も加わった。
2008年末までに、水海道車両センターに3両、成田車両センターに3両、甲府車両センターに3両、三本木車両センターに25両、盛岡車両センターに18両、青森車両センターに10両配置された。

運用と現況

2008年末現在、水海道に10両、成田に8両、甲府に4両、三本木に25両、盛岡に18両、青森に10両の、計75両が所属している。
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