ゲス・フー・テスト


20世紀の初めにハーツホーン?らによって開発された、学級内の構造を知るのに有効な客観的方法である。
集団における個々の人間の態度などを評価する。
例えば、「いつも発言する人はだれですか」というような特定の特性や行動傾向をもつ人を尋ねる質問をしてその人の名前を具体的に書かせるというものである。よって、教師の評価や児童生徒自身による自己評価とは違った視点から集団をとらえることができ、多面的に評価することを可能にする。
しかし、不用意にテストを実施することにより集団内に疑心暗鬼を発生させたり、ネガティブな特性を取り上げることは教育的観点から望ましくないということから、実施には注意が必要である。

最終更新:2008年05月27日 00:21