藩校
武家の学校として江戸時代初期から少数の藩で設けられていた。
18世紀前後の藩士に対する学問奨励により次第にその数が増加。江戸から明治初期には約280校の藩校のうち230校は1751年以降に設置された。形態は様々であるが子弟はすべて強制的に入学させ、庶民の子弟は原則的に入学できなかった。
有名なものに会津藩の
日新館、米沢藩の
興譲館、水戸藩の
弘道館、長州藩の
明倫館、佐賀藩の弘道館、熊本の藩校時習館、薩摩藩(鹿児島藩)の
造士館などがある。
最終更新:2008年05月27日 00:57