不登校
何らかの心理的・情緒的・身体的あるいは社会的要因、背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくてもできない状況にあり、年間30日以上欠席した者(経済的理由および病気による長期入院は除く)
非社会的行動であり不適応からなる。=登校拒否
1991年から上昇していたが、2002年に初めて減少。しかし、保健室登校や相談機関への投稿は欠席扱いにならないため、数には含まれていないということも念頭に置く必要がある。2005年では全国で約13万人。
不登校になる原因はさまざまである。
いじめ、教師の問題行動、学業不振、家庭内事情、コンプレックス、非行、社会適用能力、人間関係構築能力の欠如、学校制度、進学に伴う環境の変化、・・・・・・などが挙げられる。
解決策としては、まず、子供たちの居場所づくりをすることが大切である。学校だけの働きかけでは限界があるので、家庭や地域との連帯が大切。また、フリースクールや
児童相談所などの関係専門機関の存在も重要である。
また、不登校を心の問題として見るだけではなく、進路を主体的にとらえ、社会的自立を目指すことも基本的な考えである。「社会への橋渡し」
学校と保護者は、危機感を持って認識し共通する課題意識もって取り組まなくてはならない。
最終更新:2007年04月30日 02:00