ADHD(注意欠陥・多動性障害)
多動性、不注意、衝動性を症状の特徴とする
発達障害の一つ。ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣合いな注意力、衝動性、他動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。
7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経に何らかの要因による機能不全があると推定される。ADHDを持つ子どもは飽きやすくすぐに新奇な刺激を求める傾向にある。
ADHDを持つ児童のうち、3分の1から3分の2が症状を残したまま成人となる。成人においては、時間が守れない、物の整理や情報の管理ができない、見通しをつけるのが苦手で衝動的な行動をとってしまう、注意力を持続することができないなど日常生活に支障が出てしまう。
最終更新:2007年06月22日 21:56