『ヴィルヘルム・マイスター』
ドイツの文豪で
新人文主義の代表ともいえる、ヨハン・
ゲーテ(1749~1832)が書いた、教育に関する書である。
「ヴィルヘルム・マイスター」は、「ヴィルヘルム・マイスターの修行時代」(1795-1796)と、「ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代」(1821-1829)
の二部で構成されている。
役者で脚本家のヴィルヘルム・マイスターの成長小説である。劇団での人との関わりや、孤児のミニヨンを引き取ったり、数人の女性と恋愛したりと、さまざまな経験をする。というような本である。
この本の中で、作者であるゲーテは市民社会における人間像を追求し、宗教的・人道的方面(一般的人間陶冶)と新時代の工業的要求(職業陶冶)とを統合して、全体的な人間形成を構想していった。
参考URL
www.h3.dion.ne.jp/~hontobi/gaikoku-ka3.htm
りえ
最終更新:2007年04月03日 23:18