カウンセリング・マインド


「相手を尊重(受容的態度)・共感的理解」

という事を示します。(和製英語)



 これは、カウンセラーがクライアントに対してカウンセリングを行う時の基本的姿勢ですが、カウンセラーでない人でもこの心構えを身につければ、より良い対人関係が成り立ちます。

 そして、教師にもこの資質が求められています。
教師は児童生徒の立場に立ち、児童生徒の心を共感的に理解する必要があるのです。
教師は子どもたちから信頼される立場でなくてはなりません。そのためには、

●相手の話をじっくり聞く
●相手の目線で考える
●相手へ深い関心を払う
●相手を信頼して自己実現を助ける

などが重要となります。
また、受容的態度とは子どもたちを肯定的に理解し受け入れていくことを指します。

しかし、教育現場では問題行動(特に反社会的行動)を起こす子どもの場合、カウンセリング・マインドという対応だけでは不十分である場合もあります。

けれども、やはり生徒指導を行うにあたり、欠かせないものです。



最終更新:2007年04月21日 09:45